仙台市の郡和子市長、中国の習近平国家主席にパンダ貸与を要請した親書「109万人の市民が心待ちにしている」
仙台市の郡和子市長が11月22日に中国の習近平国家主席にジャイアントパンダの貸与を要請した親書の内容が判明した。「本市109万市民はもとより、東北地方一円の皆さまがパンダを心待ちにしている」と訴えた。全文は以下の通り。
国家主席 習近平閣下
時下 貴職におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。中国並びに貴職に深く敬意を表しますとともに、ここにジャイアントパンダの招聘(しょうへい)に関する本市の希望をお伝えさせて頂けますことを光栄に存じます。
本市は「杜の都」として知られ、近代的な都市と自然が調和する東北地方の中心都市であり、文豪魯迅先生が留学された東北大学が立地する「学都」でもあります。また、友好都市である長春市と40年以上にわたる友好親善の絆で結ばれており、貴国とは深いご縁を有しております。
2011年3月に発生した東日本大震災の際に、貴国から頂きました多大なるご支援と温かい励ましに心より感謝申し上げます。津波などの発生により、東北地方が非常に大きな被害を受けた震災から12年以上が経過し、住宅や交通インフラの整備はほぼ終えましたが、避難者の帰還など東北地方全体の復興には、いまだ課題が残っている状況です。
本市では、震災直後からジャイアントパンダの招聘を表明してきました。11年12月に行われました日中首脳会談の席では、貴国よりジャイアントパンダの提供に向けて積極的に検討していきたい旨のお言葉をいただきました。このお言葉に被災地の子供たちは大いに励まされ、勇気づけられました。現在でも、ジャイアントパンダを招聘したいという思いに全く変わりはございません。ジャイアントパンダが東北地方の子供たちにたくさんの夢と笑顔をもたらし、私たちに癒しを与えることを心から願い、ジャイアントパンダの招聘を強く希望するものでございます。
本市が運営いたします八木山動物公園は、種の保存を重要な使命のひとつととらえ、希少動物の保全や繁殖研究に鋭意取り組んできました。これまで絶滅危惧種であるスマトラトラやレッサーパンダなどの繁殖実績をはじめ、希少動物種の人工授精に向けた精液の凍結保存の取組みなど、確かな実績をあげてまいりました。ジャイアントパンダの繁殖研究につきましても、ぜひ大きな役割を果たしてまいりたいと考え、成都市にある繁殖研究基地や中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会に本市職員が足を運び、知見の集積・技術の研鑽(けんさん)に努めてまいりました。
また、八木山動物公園では現在、大規模なリニューアルを進めており、その中で、ジャイアントパンダ専用の飼育・展示施設を整備する考えです。貴国における飼育環境や日本国内の既存設を参考に、ジャイアントパンダが住みやすい環境を整備いたします。
本市109万市民はもとより、東北地方一円の皆さまがジャイアントパンダを心待ちにしております。ジャイアントパンダの招聘を通じ、貴国との友好関係のさらなる発展につながりますことを切に願っております。【産経新聞】
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仙台市民は税金使ってパンダ呼びたいの? 他ネットの反応
パンダはチベット原産な。
レンタル費用やら餌代やらはあんたが負担せよ
109万人の仙台市民かバカに見えるからやめて欲しい。
ちゃんと市民の声聞いてみなよ。
中身は立憲民主だからね。



































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