マイナンバーカードに対応できず閉院決めた例も…医療機関を追い込むマイナ保険証「環境が整っていないのに、なぜシステム義務化や保険証廃止を急ぐのか」
2024年秋に健康保険証が廃止され、マイナンバーカードと一体化されるのを前に、医療機関による「マイナ保険証」への対応が1日、義務化された。医療機関には、カードの保険証情報を読み取るオンライン資格確認のシステム整備が求められるが、作業の遅れや機器のトラブルが起き、不満の声が広がる。導入への負担から閉院を決意したケースも出ている。(山田祐一郎)
顔の認証がうまくいかないトラブルも…今後大丈夫?
「マスクを取って顔認証を試してみますね」。3月下旬、東京都江戸川区の「松江歯科医院」の受付に設置したカードリーダーに、扇山隆院長(57)が自身のマイナカードを差し込んだ。ところが、顔を近づけるとエラーを意味する赤色のライトが点灯。「角度が悪いのかな」。何度かカメラに向かう位置をずらした末、本人だと認識された。
同院では、昨年12月に設備を導入。設置には国から補助金が出るが、光回線を新たに整備したため自己負担分が出た。「患者が新型コロナ前の8割ほどしか戻っておらず、経営は厳しい」と扇山さん。受け付けも1人でこなすため「患者が受け付けするたびにエラーが出て対応するのでは診察にならない」と懸念する。
「マイナ保険証の運用が本格化した時、トラブルに対応できるか不安だ。環境が整っていないのに、国はなぜ、システム義務化や保険証廃止を急ぐのか」
厚生労働省によると、3月19日現在、システムを運用している医療機関は57.6%にとどまる。カードリーダーの申込率は92.3%だが、回線整備の遅れなどが発生している。政府は機器の契約後も整備が未完了の場合、9月末まで猶予を設けるなど、医療機関向けの経過措置を示している。
システムを導入しない場合、保険医療機関の指定が取り消される可能性がある。厚労省の担当者は「丁寧に説明し、指導していく」と話す。
「義務化は憲法違反」医師ら274人が国を提訴
全国保険医団体連合会(保団連)のアンケートには、オンライン資格確認の義務化を機に、高齢の医師・歯科医師らを中心に閉院や廃院を検討しているとの声が寄せられている。tokyo-np




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— NewsSharing (@newssharing1) April 2, 2023
マイナーカードは必ず大問題を起こすと予測 他ネットのコメントはこちら
顔認証とかやべぇぞ
犯罪がバレる前に逃げたんじゃねーの
別に税金で儲けた金で機械買うだけじゃん
歯科医の場合は病院が多すぎるのが閉院の原因だよな
歯科医の場合は病院が多すぎるのが閉院の原因だよな
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