【闇の政府】Qアノン陰謀論を信じ込む母、コロナワクチンも「絶対打たないで」
50歳代の母親の異変を確信したのは、その動画を目にした時だった。
<世界を操る闇の政府>
2020年11月、東京都内の女子大学生が、同居する母親から薦められた動画のタイトルには、不穏な文字が並んでいた。
LINE(ライン)で送られてきたリンクを深夜、一人で恐る恐る開いてみた。すると、子どもがおびえている海外の映像や英語の音声とともに、日本語の字幕が流れてきた。
世界の富裕層が牛耳る秘密組織が子どもを売買している。その巨悪と戦っているのが米国のトランプ大統領(当時)だ……。
理解しがたい内容が延々と続き、頭が混乱した。しばらくすると、母親からメッセージが来た。
<これは、命がけで真実を伝える動画なのよ>
調べると、米国の「Qアノン」と呼ばれる集団が唱える陰謀論だった。「お母さんは、これを本気で信じているのか」。暗たんたる気持ちになった。
この時期、「米大統領選で不正があった」という言説がSNS上で広がっていた。母親は闇の政府の関与を主張するようになり、家族に「根拠がない」と指摘されると目をむいて怒り、「私の世界ではこれが真実なの」と泣きながら訴えた。
その姿は、娘が知る母とはまるで別人だった。
SNSでは関心がある情報ばかりに包まれる「フィルターバブル」が生じ、極端で刺激的な考えに染まることがある。
一日中、パソコンにかじりついていた母親も、いつの間にかその罠(わな)にはまっていたのだろうか。
不安や不満、無力感や疎外感
真面目で正義感が強い母親だった。女子大学生が幼い頃は「いじめられている子には、あなたが話しかけてあげなさい」と教えられた。父親に叱られると、よくかばってくれた。
だが、母親は人付き合いが苦手で友人も少なかった。昔からパソコンの前にいることが多く、新型コロナウイルス禍でほとんど外出しなくなると、一日中、ツイッターやユーチューブなどを見るようになった。
家族が気付かない間に陰謀論に引き寄せられた母親。コロナワクチンについても「毒やマイクロチップが入っている」というメッセージを送ってくるようになった。日本で接種が始まると、言動はエスカレートする。
自宅で顔を合わせると、涙を浮かべて懇願した。
「絶対打たないで。あなたたちが打ったら、私は絶望して死んじゃうから」
女子学生は妹と父親と相談し、接種したことを母親に隠すしかなかった。
母親は世間話をしていても陰謀論を主張するようになり、同意しない家族を軽侮する発言も増えた。妹は「一緒に住むのがしんどい」と地方の大学に進学し、父親も会話を避けるようになった。「以前の母には戻ってくれないのかもしれない」。女子学生は、疲れ果てた様子で語った。yomiuri
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— NewsSharing (@newssharing1) March 31, 2023
マスコミが報道しない自由を使いすぎてネットにはまる 他ネットのコメント
コオロギのプリン体やアレルギーは報道せずに
陰謀論に持って行こうとするマスコミさんさぁ
壺の政府
人口問題は解決無理と判断して諦めたらしいな
言ってることは間違ってるのに行動は正しい母
闇の政府ってか表に出てるのが真っ黒だし
闇の政府とかどうでもいいから超過死亡激増について考えよう
ワシ、イルミナティ会員だけど何か質問ある??
アメリカでは学校で進化論を教えることを禁止してる州もある
人や動物は神が創造したもので、プランクトンやネズミから進化したものじゃないからなんだと
ご褒美の精神勝利です
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