「産後パパ育休」給付引き上げ 実質的には収入の100%がカバーされることに
政府は、男性が育児休業を取得することを奨励する「産後パパ育休」について、休業中の収入補償を増額する方向で検討しています。現在の収入補償は、休業前の賃金の67%ですが、今後は80%程度に引き上げる計画です。社会保険料が免除されるため、実質的には収入の100%がカバーされることになります。この支援策により、経済的なサポートを強化し、男性の育児参加を促すことを狙っています。
産後パパ育休は、子どもが生まれてから8週間以内に、最大4週間までの休暇を取得できる制度です。休暇は2回に分けて取得することも可能で、柔軟に対応することができます。また、休業中には社会保険料がかからない収入補償が支払われます。
収入補償の財源は、労働者と雇用主が負担する雇用保険料からまかなわれています。今後、新たな財源の確保が必要になることが予想されます。
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