【障害者就労事業者に指定取消処分1400万円不正受給】遺骨を粉砕する作業など人格尊重義務違反など極めて不適切な違反行為が多数
障害者就労事業者に指定取消処分 1400万円余を不正受給か
水俣市にある障害者の就労支援の事業者が、実際には行っていないサービスを提供したとする虚偽の記録を作成するなどして、
およそ1400万円を不正に受け取っていたことがわかり、県は指定取り消しの処分にしました。
指定取り消しの処分を受けたのは、水俣市南福寺にある障害者の就労支援事業所「希望の輪」を運営する「一般社団法人さくら福祉会」です。
県によりますと、この事業者は、実際には行っていないサービスを延べ34人の利用者に提供したとする
虚偽の支援記録を作成するなどして、およそ1485万円を不正に請求して受けとっていたということです。
また、職員が利用者に対して日常的に作業日報の書き換えを指示して改ざんを行っていたほか、
県に対して虚偽の証言をするよう指示していたということです。
このほか、墓じまいに関する依頼を受けて、40代の男性利用者に墓に埋葬されていた
5人から6人の遺骨を、法人の敷地内でハンマーで粉砕する作業を行わせていたということです。
県は障害福祉サービスの支援内容として極めて不適切で、人格尊重義務違反にあたるなどと認定し、
ほかの違反行為とあわせて、今回の処分を決めたということです。
NHKの取材に対し、事業者は、「虚偽の支援記録を作成したつもりはない。遺骨の粉砕は、職員がやっているのを見て
利用者が希望したため作業をさせただけで、やらせていたわけではない」と話しています。
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— NewsSharing (@newssharing1) March 29, 2023
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