日本産の卵が海外で人気 6個で1000円「ポルシェのようなブランドに」
日本産の卵が海外で人気だ。割高でも、おいしさや安全性が評価されて選ばれている。輸出は国内生産量の約1%だが、「TAMAGO」を広めようと生産者らの挑戦が続く。
「こだわりの卵を(独高級車)ポルシェのようなブランドに育てたい」
愛知県岡崎市の三栄鶏卵の市川尚宏社長(52)はそんな思いで、2012年からシンガポールに輸出する。安さではなく品質重視の高級卵という新たな市場を一歩ずつ開拓しようと励む。
新鮮さを大切にして、近くにある中部国際空港(セントレア)から直行便で空輸する。
輸送コストはかかるが、船で2週間のところを飛行機なら7時間で着く。エサにはエゴマやマリーゴールドを混ぜ、味にも色にも深みをもたせた。
現地のスーパーでの価格は6個入りで1千円と、地元産より数倍高いが、「黄身が濃い」「健康そうだ」と定番品に成長。統合型リゾート「マリーナベイ・サンズ」内のミシュラン二つ星レストランなどからも指名を受ける。輸出額は10年で5倍に増えたという。
貿易統計によると、殻付き鶏卵の輸出量は昨年は3万トンで前年比で4割増え、8年前と比べて20倍だ。ほとんどが香港向けで台湾やシンガポールへも広がる。
香港では日本産生卵の人気が急上昇し、飲食店のメニューには「TKG(卵かけご飯)」も登場。生卵を食べる習慣はなかったが、訪日観光や日本食への親しみから広がったとみられる。
日本養鶏協会は香港で先行する中国産と米国産からシェアを奪おうと、サンドイッチやチキンライスを使ったフェアを開いてきた。農林水産省も輸出に向けた態勢づくりを支援し、30年の輸出額は昨年の倍以上の196億円を目標に掲げる。




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— NewsSharing (@newssharing1) March 27, 2023
日本人は日本産の卵も買えなくなるかもなぁ他ネットのコメント
- 日本人の拘りは凄い、外国人も驚くほどです
- 1個1000円以上の卵があったとおもいますよ
- 日本人はコンビニ弁当もてりたまバーガーも中国産のニセモノ卵食わされてるんだけどな。
- こういう風に商売していくのがいいんだろうね。
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