クイーンエリザベス号「船ぶつけちゃったごめんね」 海上自衛隊自衛艦「かしま」艦長・上田勝恵一等海佐「女王陛下にキスされて光栄に思っております」←世界中で評価される
ピンチのときこそ、その人の本性がでる。どれだけ窮地に追い込まれ、批判されても、逆ギレせず、余裕を持ってウイットに富んだ切り返しができる人は、どの世界でも一流だ。才能といっても、天賦の才というわけでなく、日常会話に織り込んで、練習するといい。今回は、お見事と叫びたくなる好例を紹介しよう。
ピンチのときこそ、その人の本性がでる。どれだけ窮地に追い込まれ、批判されても、逆ギレせず、余裕を持ってウイットに富んだ切り返しができる人は、どの世界でも一流だ。才能といっても、天賦の才というわけでなく、日常会話に織り込んで、練習するといい。今回は、お見事と叫びたくなる好例を紹介しよう。
相手の過失でこちらが被害に逢えば、加害者を責めることが一般的だ。だが災難をウイットで表現し、アメリカとイギリスで高く評価された日本人がいる。2000年7月4日20世紀最後のアメリカ独立記念日を祝う洋上式典に参加するため、多くの艦艇がニューヨーク港に集まったが、その中に海上自衛隊の自衛艦「かしま」がいた。
翌5日にイギリスの客船「クイーンエリザベス号」がニューヨーク港に入港してきたが、急流になっていたハドソン河に流され、同船は「かしま」の船首に接触してしまった。
クイーンエリザベス号が着岸すると、船長のメッセージを携えた機関長と一等航海士がすぐに謝罪に訪れた。そのとき応対したのは、練習艦隊司令官・吉川栄治海将補と「かしま」艦長・上田勝恵一等海佐(どちらも当時)の2人だ。上田艦長はその際にこう答えた。
「幸い損傷も軽く、別段気にしておりません。それよりも女王陛下にキスされて光栄に思っております」
世界各国の帆船や海軍の艦艇70隻あまりが洋上式典に参加するためニューヨーク港に入港したこともあり、この話は瞬く間に船乗りに広まった。さらにニューヨークでは自衛艦艦長が口にした言葉のセンスが高く評価され、イギリスでは「タイムズ」や「イブニング・スタンダード」にまで報道された。
後に作家の阿川弘之氏(元帝國海軍大尉)は、
「普通ならニュースにもならぬ小事故で、『かしま』は大使五人分ぐらいの国威発揚をしたとの賛辞もあったそうだが、これは、吉川司令や上田艦長はあずかり知らぬこと。ましてや、口にはせざること。『サイレントネービー』の伝統と、良き時代の帝國海軍の、『ユーモアを解せざる者は海軍士官の資格無し』の心構えとは、海上自衛隊の戦後生まれのオフィサーたちにも、きちんと受け継がれているもののようである」president




クイーンエリザベス号「船ぶつけちゃったごめんね」 海上自衛隊自衛艦「かしま」艦長・上田勝恵一等海佐「女王陛下にキスされて光栄に思っております」←世界中で評価されるをTwitterでRTまたはリプライ
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— NewsSharing (@newssharing1) April 9, 2023
こういう一言を言える人になりたい。こういうスキルを上げる仕組みがほんと欲しい 他ネットのコメントはこちら
護衛艦かしまとクイーンエリザベス号の件、スキ!
どれもすんばらしい切返しやわ
話術が得意な人を尊敬します。



































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