今、まさにオーウェルが言ったような感じになってきていますね
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ジョージ・オーウェル「現代の戦争とは、支配集団が自国民に対して仕掛けるものであり、戦争の目的は、領土の従服やその阻止ではなく、支配構造を保つことなのだ」https://t.co/gn3IUG4BTY
— NewsSharing (@newssharing1) January 26, 2024
ジョージ・オーウェル「現代の戦争とは、支配集団が自国民に対して仕掛けるものであり、戦争の目的は、領土の従服やその阻止ではなく、支配構造を保つことなのだ」
ジョージ・オーウェルのこの言葉、今なら理解出来ますよね? pic.twitter.com/lBeyj5CM6F
— Poppin Coco (@PoppinCoco) January 25, 2024
『1984』とは、全体主義の監視社会を描いた「ディストピア小説」と分類される小説です。
音楽や文学、哲学等様々な分野に影響を与えた作品です。
その大まかなあらすじを、以下三つに分けて解説していきます。
・ビッグ・ブラザー政権によって常に監視されている
・市民を3つの階層に分けている
・仮想的に対する憎悪1つ目の大きなあらすじが「ビッグ・ブラザー政権」によって常に監視されている社会です。
1984の世界では、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの三つの大きな国によって統治されています。
ジョージ・オーウェルの『1984』とは
主人公はウィンストンで、彼はオセアニアに暮らしています。オセアニア国は「ビッグ・ブラザー」という政権によって統治された、一党独裁の国家です。
ビッグ・ブラザーは、市民の言語や思想を統制しようと、常にテレスクリーンと呼ばれる送受信機に監視させています。
街には「ビッグ・ブラザーが君を見ている」というポスターがそこら中に貼られ、そのポスター自体にも監視機能が付いて監視をするような徹底ぶりです。
少しでも「ビッグ・ブラザー」の意にそぐわないことをすると「思考警察」に逮捕されます。
拷問の末に、その人間は初めから存在しなかったことにされるといった社会の物語です。
市民の階層分け
2つ目は「市民の階層分け」です。ビッグ・ブラザーは市民を3階層に分けて管理しています。
1つ目が上層と呼ばれる、党の中枢などの位の高い政治家のことです。
2つ目が中間層と呼ばれる、党に所属はしているが位の高くない職員で、3つ目が下層と呼ばれる貧困層です。
下層は「労働者プロール」と呼ばれ、貧困街で自由に生活しています。
労働者プロールは権力に盲目的に従い、その階級から脱却できないとされています。
反乱を起こす心配もないため、下層集団は監視するに値しない層です。
ですが、中間層には教養があるため、上層の転覆を企む可能性があります。
仮想の敵に対する憎悪
そのためビッグ・ブラザーは、常に中間層のみを監視し、少しでも党にそぐわない行動をすれば反逆罪で逮捕するという政治を行います。3つ目が「仮想の敵に対する憎悪」です
ビック・ブラザーは他国を敵に仕立て、その国に対して憎悪を持つように国民をコントロールしていきます。
その方法は、敵国は戦争相手のユーラシアとして、常に戦況は優勢であり、ユーラシアの軍隊を撃退したと報道をすることです。
すると、自国の国民はその勝利の報道に熱狂して、ナショナリズム的な忠誠心を段々と強めるように仕向けて行きます。
また、もう一人「ゴールドスタイン」という反政府組織の人物を敵として報道をしていきます。
その方法は、市民に月一回、ゴールドスタインがいかに政府に対して悪事を働いてきたかについてのビデオを見せることです。
こういったことを通じて、「ビッグ・ブラザー」による独裁を強めていきます。
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